空き時間にどうぞ

伊藤万理華さんとの交流を主に書いています。

お茶会&似顔絵会ダブルヘッダー指定メンバー伊藤万理華(『逃げ水』スペシャルイベント)

こんばんは。

おはようございます。

こんにちは。

 

伊藤万理華乃木坂46からの卒業を発表」から2ヶ月が経ちました。

初の福神入り、柳沢翔監督との『花枯去影』、『伊藤まりかっと。』がきっかけとなったrequpoのCM、そして初の個展『伊藤万理華の脳内博覧会』開催、と勢いがある中での卒業発表でした。

 

そろそろかと思っていたので、心の準備はありました。

私自身はこれまでの握手会やイベントで、伝えたいこと、話したいことをその都度消化出来ていたので、卒業が決まってからも今まで通り接して、自分のタイミングで終わりにしようと決めました。

日程的にもちょうど良いダブルヘッダーに照準を合わせ、ハガキの準備を進めることに。

印刷でも当選確率は変わらないという話は耳にしていましたが、すべて手書きにしました。

かなりの労力を必要とするため、オススメはしません。

しかし、書き終えた後の謎の達成感はあります。

ただし、重要なのは「当選すること」であり、ハガキを書くことではありません。

極端な話をすれば、落選の場合は100口も0口も同じです。

 

乃木坂46のスペシャルイベントは「厳正なる抽選」ですが、口数を多くすればするほど当選確率は上がります。

要するに、本気で応募する際は、落選の不安とリスクに打ち勝ち、絶対に後悔しないという覚悟が必要とされます。

 

応募しないことには当選しないので、とりあえずはハガキを投函しました。

参加する運命であれば招待状が届くはず。

 

運命の日は、イベント5日前の月曜日。

推しメン最後のスペシャルイベントへの参加が決まりました。

後から聞いた噂話なのですが、抽選くじを引いたのはまりっか本人だったらしいです。

選んでくれてありがとう。

 

2017年12月2日

スペシャルイベント当日。

午前中に美容院でまりかっとし、新幹線で東京へ。

 

都内某所でお知り合いの方々にご挨拶をしたり、似顔絵を見せていただいたり、物販代行の品を渡すなどして、イベント開始までの時間を過ごしました。

気心の知れた方々とお会いすると緊張も解れます。

星野みなみちゃん推しの某女性ファンの方の色紙は、推されメッセージと沢山のハートで埋め尽くされていました。

 

時間になり手荷物検査へと進むと、メンバーの入れ替わりのタイミングと重なってしまい、少しの時間入場が規制されていました。

 

2階に上がり、ハガキと身分証明書を提示し、整理券を受け取ります。

自分の番号は「4」。

入場順でした。

 

荷物を降ろして指定席に腰掛け、すでに着席している他のファンの方々と挨拶をしました。

元から知り合いの方や握手レーンで見かけたことがある方だったので打ち解けやすい空気でした。

 

程なくして乃木坂46メンバーが入場。

拍手で迎え入れます。

りっかは全員の顔を見回して、「よろしくお願いします。」と一言。

「おめでとうございます。」とも言っていたような。いなかったような。

髪は下したままで、緩めのウェーブ。

メイクは薄目。

19thの制服姿でしたが、今後まりっかが全国握手会に参加することもないので直接見られるのはとても貴重でした。

季節感のある茶色のチェックで上品です。

 

1つ目のイベントは「お茶会」

長方形のテーブルをまりっかとファンで囲み缶のお茶で乾杯をしました。

グラスを突き合わせることはありませんでしたが、前回は乾杯の動作すらなかったので推しメンとの新たな体験が増えました。

りっかが唇を缶に付けて飲むところを、本人に悟られないように脳裏に焼き付けます。

 

りっかがカードを切り、ファン5人でテーブルに拡げて神経衰弱がスタート。

順番にカードを捲り、ペアを作るファンがチラホラと出始め、最終的には自分を含め4人が1ペアずつになりました。

神経衰弱では決着が付かなかったので、まりっかとのじゃんけんで最後まで勝ち残ったファンが直筆サイン入り誤発注在庫処分品(ランチバッグ)を景品として貰えることに。

せっかくならと5人全員で挑みました。

推しメンとじゃんけんをする機会は滅多にないことなので、勝てなくても満足。

時間としては3分程度で、終始和やかな雰囲気でした。

 

2つ目は「似顔絵会」

お茶会でのテーブルをそのまま待機場所にして、各メンバーのファンが整理番号順に呼ばれて舞台に上がります。

舞台上には長机が配置され、メンバーは横並びになっているので、自分の順番まではその様子を見ることができます。

上手の最前テーブルだったので、あみちゃん先輩とひなちまの姿が特によく見えました。

りっかは下手の一番端だったので、自分の番まではおあずけです。

 

スタッフから「制限時間は2分です」とアナウンスが入り、メンバーは一斉に描き始めました。

たったの2分間でどの程度のクオリティになるのか。

若干の不安がありました。

しかし、絵に関しては高いプライドがある推しメンなので、スタッフからの終了の合図を無視して描き続けるという自由っぷりが発揮されました。

この業界で一番自由なアイドルが“アイドル王”だと言わんばかりの自由っぷり。

ルールよりも自分の意思を貫き通す推しメンに惚れ直しました。

 

戻ってきたファンの方々の似顔絵を見せてもらうと、全員がそっくり

短時間、それに下描きなしでミスなく忠実に描き切る力は本当に凄い。

自分の似顔絵にも期待が高まります。

良くも悪くもそのままを描かれるに違いありません。

 

自分の整理番号「4」が呼ばれるとすぐに待機列に並びました。

少しでも早くステージに上がった方が、まりっかが描く時間が長くなると考えた結果です。

テーブルに置かれている色紙には、すでに日付が書かれていました。

似顔絵に少しでも時間を割けるよう、ファンの入れ替わりの間に記入しているまりっかに対する愛しさが溢れます。

 

「よろしくお願いします。」

着席してそういうと、まりっかは私の顔面と色紙に交互に目を遣って、見たイメージをそのまま紙面に落とし込もうとしていました。

めちゃくちゃ気合が入っています。

緩めに話そうと、屋形船でのマネージャー陣との写真をセブンイレブンネットプリントで印刷しネタを仕込んでいましたが、使うタイミングはまったくありませんでした。

他にも、会話に困らないようにメモを書いていましたが、それも不要です。

描いている最中は雑談ばかりでした。

 

自分「まりっかに似顔絵を描いてほしくて応募したので、当選して良かったです。」

りっか「ほんとだよ。思えば、もう主立ったイベントもないしね。でもさ、こういうイベントがあるのも不思議だよね。アイドルならでは。うんうん。」

 

りっかは会話しながらも熱い眼差しで私のことを見つめていました。 

もしかして、まりっかは私のことを好きなのかもしれない。

いや、ただ真剣に似顔絵を描いているだけです。

 

自「紅白は出るんですか?」

ま「出ないよ~。」

自「年末年始はどうするん?」

ま「お家で過ごす。」

自「在宅やん。実はハワイとか行ってそ~ww」

ま「いや、私にハワイのイメージとかある?(笑)」

自「ない。」

ま「じゃあどこのイメージですか?(笑)」

自「えっ(笑)東南アジアとか(笑)」

ま「へぇ~。」

 

描きながらの会話なので徐々にてきとうになりました。

 

自「そういえば卒業旅行どこ行くん?」

ま「島」

自「北?南?」

ま「ん~~、北。」

自「北と言えば〇〇島か△△島かな。」

ま「え、何それ。なんでそんなん知ってんの?聞いたことないわw」

 

描いている最中に途中までが見えていたので触れてみました。

自「それだけ細かく髪型を描いてもらえると今日髪を切ってから来た甲斐がありました。」

ま「サッパリ!」

そう言いながら、まりっかは髪の毛の動きを意識して描き進めました。

 

11月11日に開催された北野天満宮でのトークショーの話題も少々。

自「トークショーでめっちゃトーク回してましたね。」

ま「あれさー、MCの方がどんなスタンスでくるのか分かってなくて、なんか『私が聞かなきゃ!』って思った(笑)」

自「いや、めっちゃ聞くやんって思っていました(笑)」

ま「ほんとにあれはさー。」

自「素晴らしいMCでした!w」

ま「いやいやいやw」

トークショーなので、まりっかと永島千裕さんでの直接のやり取りはとても良かったと思っています。

 

このように、最後とは思えない緩さでイベントは進みました。

 

そして10秒前に。

色紙には、輪郭と髪型しか描かれていませんでした。

どう考えても完成には間に合わない。

最後は走りで描かれてしまうかもしれない。

ようやく眼鏡を描き始めた。

でも悠長に黒縁を塗り潰している。

ヤバい!!!!!

 

スタッフ「終了です。メンバーはペンを置いてファンの方に渡してください。」

 

終わった。

このままではのっぺらぼうだ。

 

しかし、まりっかの腕が止まることはありませんでした。

「はい、終了。」

スタッフの声もまりっかには届かず、いや届いているのにも関わらず完全にスルーし、描き続けています。

 

他のメンバーのファンは舞台から降り、いつの間にか私だけが一人取り残されていました。

テーブル席からは粘っていると思われていたようですが、粘っていたのは伊藤万理華さんです。

私は、まりっかからの無言の圧力で身動きが取れないのです。

公衆の面前に晒され、まりっかは最後まで描き切る姿勢だったので、

「納得がいくまで時間をかけていいので。」と、タイムオーバーにも関わらず彼女に荷担してしまいました。

「わかった。」と力強く答えると、ラストスパートに突入。

「名前どうする?」と聞かれたのでtwitterでのアカウント名を伝えました。

アルファベット表記を間違えずにちゃんと書いてくれました。

本名ではありませんが、ブログコメントの時にも使うハンドルネームです。

その下に本名も書いてもらえば良かったのにと思われるかもしれませんが、すでに2分弱はオーバーしていたので欲張りませんでした。

最後にサインを書き入れて完成。

どうせ時間は押しているので、サインは割と丁寧に書いてくれました。

計4分以上はかかっていましたが、応募した口数に応じて時間が延長されるシステムが今回から導入されたという認識で良いのかもしれません。(※ダメ。)

 

「ん~、似てるかな。どうだろう。」と、まりっかは自身が描いた似顔絵と目の前の私を見比べ、更なる描き込みをしようとする場面もありましたが、

隣の川後さんが「ヤバッ!wめっちゃ上手い!wwそっくりww」という言葉で、見事なフリー素材が完成しました。

いくらイキり倒そうが、今回の似顔絵の公開だけは控えさせて頂きます。

画像データを送ることもありません。

ということにしています。

 

りっかが時空を歪ませてくれたことにより、とても思い出に残るイベントになりました。

似顔絵という素敵なプレゼント付きで。

 

りっかとは、お互いに満足のいく結果で、笑顔での最後を迎えました。

特別な別れでもなく、また1ヶ月後くらいに会いそうな終わり方でした。

 

でも、もう当分会うことは出来ないでしょう。

 

11月4日の京都パルスプラザで握手会は最後でしたが、その時はまだ次週のトークショーの予定がありましたし、スペシャルイベントに当選しそうな気がしていたので、心の余裕がありました。

 

トークショーは乃木坂46としての伊藤万理華さんの姿を1時間弱見られる貴重な機会で、今回のダブルヘッダーはお互いに笑顔になれる最高のイベントでした。

 

でも、現実として、この先はもう伊藤万理華さんとの予定はありません。

 

LIVEから数えると4年4ヶ月。

握手を起点とすると丸4年。

 

毎日、伊藤万理華さんのことを考えていて、

りっかは自分の生活の一部になっていました。

 

一人のアイドルの存在が生活の一部だなんて、一般人からしてみれば普通ではないかもしれません。

でも、自分にとってはそれが私生活にも良い影響があったんじゃないかなと思います。

 

どんな時でも自分自身が一番楽しんで、一枚も二枚も何枚でも自分の殻を割って前に進むまりっかの姿は、私にとって希望であり、勇気をくれる存在でした。

 

そんな彼女が乃木坂46として出来ることをすべてやり切って卒業していくのを、私はとても嬉しく思います。

 

あと20日間、アイドル伊藤万理華を見守ります。

 

その先が分かり次第、またここでブログを書くつもりです。

 

でも、今回のブログで一旦は区切りとします。

 

今までご愛読ありがとうございました。

 

明日からもがんばっていきましょう。

 

おわり