空き時間にどうぞ

伊藤万理華さんとの交流を主に書いています。

伊藤万理華×永島千裕 スペシャルトークショー(KYOTO NIPPON FESTIVAL)

2017年11月11日(土)

北野天満宮にて開催中のKYOTO NIPPON FESTIVALでのイベントの一つ、

“永島千裕×伊藤万理華 スペシャトークショー”を観覧して参りました。

(ブログタイトルは意図的に入れ替えていますが、正式なイベント名は上記の通りです。)

 

太閤井戸前に定刻通りに集められたファンは、チケットに記載されているアルファベットと数字の番号順に文道会館内へと案内されました。

集合時間に間に合わなければ番号に関係なく後ろに回されるということだったのですが、13時30分ちょうどに北野天満宮に到着した私はギリギリセーフです。

 

トークショーの会場は、“伊藤万理華の脳内博覧会”と同じフロアの奥の部屋でした。

室内は18℃の冷房が設定されていて、おそらく外気温と同じにされているのですが、アウターがないと少し冷えます。

広さは、中学校の多目的教室くらいで、チケットを持って入場したファンはおよそ250~300人程度でした。

前には少しだけ段差のあるステージがあり、客席の最前列はステージから1mほどの距離です。

ブロック割りはA~Dで以下の通り。

 

ステージ

A         B

C         D

 

私はDブロックの、中央寄りの前の方でした。

会場自体が狭いので、LIVEだとメインステージアリーナ最前くらいの位置です。

 

入場時はオールスタンディングでしたが、開演前のスタッフの方やMCを務めるエフエム京都のDJの方の計らいでA・Bブロックの前から2列目までは三角座りになりました。

それでも、後ろのファンからすれば前が見える隙間を探すのに必死です。

私もその内の一人でした。

しかし、幸いにもBブロックは自主的に座るファンの方が多く、開演直前にはDブロックの私も座れるくらいのスペースが出来、後ろでも快適に見られる環境になりました。

近年見られる、生誕祭でのメンバーのスピーチの時のような状態です。

 

暗転し、今回トークショーをされるお二人はDブロックに近い扉から入場されました。

入場時に伊藤万理華さんの姿を近くで見られたのは、嬉しかったです。

11月4日の京都パルスプラザが最後の握手会でしたが、こうしてまた元気な顔を見ることが出来ました。

 

まずは伊藤万理華さんのメイクやお洋服のレポです。

 

髪型は結い上げ。綺麗な顎のラインが見えて美しい。

真っ赤な口紅が印象的で、舞台映えするメイク。

上はニットですが、凝ったデザインを着こなすのが伊藤万理華さん。

ベースは臙脂色で、大きめの白の花柄、日本らしさを意識したのか、首元、手首、腰回りは市松模様のようなデザインになっています。

下は、自分の場所からは黒レザーのロングスカートに見えました。

足元は少しヒールのあるサイドゴアブーツで、ゴアの部分がターコイズでアクセントになっています。

と、個性的なアイテムを合わせながらもお上品な佇まいでした。

本当に可愛くて素敵。

 

続いて、MCの川原さんによるお二人の紹介がありました。

伊藤万理華さんは、“乃木坂46のファッショニスタ”として紹介され、「いやいやいや」と否定するも、満更でもないご様子。

 

伊藤万理華の脳内博覧会”開催のきっかけについては、

「何でなんでしょう(笑)。個展の話は大きな撮影(『あさひなぐ』)が終わったその日にありました。でも、最初は何をしようかなって決まらなくて。最初にPARCOさんと打ち合わせをしたんですけど、“伊藤万理華の脳内博覧会”というのは企画書の段階で入っていました。脳内博覧会って言うくらいなので、ファンの方がどう思うかは一旦置いておいて、自分の好きなものを詰め込もうと思い、今のような形になりました。」

と説明。

 

次は、パネルを用意してそれについて語るというコーナー。

先に永島千裕さんのイラストからだったので、伊藤万理華さんは永島さんに舞台中央を誘導しましたが、

「万理華さんにも見てほしいのでこのままで。」

永島千裕さんはまだお若い方ですが、スマートで大人な女性でした。

「あ、そっか。」

と納得して、そのままでいた伊藤万理華さんもとても可愛い。

 

 本来はMCの方が話を振って進めていく形式でしたが、

「何で描いているんですか?」から始まり、いつのまにやら伊藤万理華さんがインタビューするように。

「えっ、この細かい部分も全部筆でアクリル絵の具なんですか。すごい。私は大ざっぱだから…。近くで見ると、遠くからでは気付けなかった細かい部分がありますね。」と、“MARIKA meets CREATORS”気分です。

「搬入の時に見させていただいたのですが、こうしてお話を聞いてから見ると、また違った見え方がして面白いですね。」

MCの仕事もすっかり奪い取り、好きなことを話している伊藤万理華さんはとても満足気です。

せっかくなので永島千裕さんのトークをもう少しご紹介させていただくと、

制作は、アトリエと呼ぶような場所もなく、貸家のリビングで床に広げて描いているとのことでした。まるで子どものラクガキみたいに。

そういった環境も影響しているのか、食べた物など生活にまつわるものがイラストのモチーフになることもあるそうです。

画架に置いて描かないのは、絵の具が垂れるかららしいのですが、とてもシンプルな理由です。

 

伊藤万理華さんが用意したパネルは3枚。

京都会場で特に注目してほしい内容の3枚とのこと。

 

1枚目は、トートバッグに大きくプリントされている石のイラスト。

「個展と言えば浮かんで来るのは絵で、何か描かなくちゃと思って。3、4日くらいで、色んな色を使って、ラメを振りかけて完成しました。」

永島さんからは、「色々な色が入っているけど、纏まりがありますよね。ファッションの視点で描いているみたい。指輪にしても良さそうですね。」とお褒めのお言葉がありました。

謙遜しながらも、「こういう置物が欲しいなと思って、石を描いて、草を生やして。今の私を表現するなら石かな、って。」

「このイラストは脳内博覧会のモチーフ的な扱いをしてもらっていて、御朱印張とか入場者特典のカードにも印刷されています。紫だったり、黒や白、色んな色と合わせてもらっています。」

「てか、これ改めて見るとめちゃくちゃ変じゃないですか?(笑)」と、恥ずかしさ紛れなのか自嘲気味に話す場面もありました。

 

2枚目は、犬会メンバーの縁側集合写真。

京都会場から追加販売のTシャツにもプリントされているものです。

「おばあちゃんの家、というか古民家でみんながこの服装でお寿司を食べているイメージは初めからありました。生駒はジェンダーレスで…。」と、写真の解説をしますが、メンバー毎の詳細は“MdN Presents RADIO DE meets CREATORS”での市野沢祐大さんとの対談でお楽しみ頂ければと思います。

と見せかけて、その中でもトークショー中で特に取り上げられたメンバーは詳細に記録します。

「一人ヤバい人がいますが、新内眞衣、まいちゅんです(笑)。バブリーです(笑)。私は『ソバージュがいいんじゃない?』って言ったんですけど、まいちゅんが巻き髪って言い出して。みんな自己主張が強いんですよ(笑)。まあ、そこがいいんですけど(笑)。井上にはテンガロンハットも用意したんですけど、『あの頃は髪が長かったけど、今は短いからイメージと違う』って言って被らなくて(笑)。桜井はマイケル・ジャクソンなんですけど、初期の頃の服装は本当にこんな感じだったんですよ。ギラギラ、というか。その時のイメージがずっとあって。」

犬会メンバーの話となると一段と饒舌な伊藤万理華さん、本当に可愛い。

 

「あと、これは言っていいかわからないんですけど、撮影の時はお_入ってました(笑)。私の個展ではそういうのもいいかなって(笑)。みんな大人ですし(笑)。」

と、トークショーだけの秘密トークもありました。

詳細は上記の通り伏字にしておりますので察してください。

 

3枚目のパネルは、京都から上映となった『はじまりか、』の一場面。

「私は口下手だから、これまでとこれからを表現するにはショートフィルムが一番かなと思いました。『はじまりか、』で完結するので、是非観てほしいです。」

永島千裕さんは「万理華さんビギナーですが、感動しました。」とおっしゃっていました。

もう一本のショートフィルム『トイ』にも触れていました。

「衣装は監督と一緒に選びに行きました。でも、『トイ』のレザージャケットは私物だったんです。そしたら監督が、『それ合うんじゃない?』って感じで。まあ、私も「合うだろうな」と思って着て行ったんですけども(笑)。撮影でグチャグチャにされました。アイスクリームを付けられたり(笑)。」

レザージャケットは展示スペース(脳内ROOM)に飾られているので、その後のクリーニングは上手くいったようです。

 

パネル解説の後は、グッズ紹介のコーナー。

「クリアファイルはこれぞコラボグッズ、という感じで。限定品なので是非。」

御朱印張、ここでもイラストを使ってもらっていて。女子の間で御朱印集めが流行っているので、是非使っていただけたらなと。ここ(北野天満宮)でもあります。」

「マグカップは恥ずかしいんですよ。」

ー今日はどこから飲もうか、っていう楽しみがありますよね。

「それだと変な意味になるじゃないですか(笑)。」

「犬会Tシャツ。これ、すっごくこだわりがあって、見えにくいかもしれないけど、犬の文字のマークを貼っています。家の玄関とかに貼ってあるじゃないですか。猛犬注意、みたいな。あれのイメージです。このTシャツは合わせやすいと思うので是非使ってください。」 

 

最後はそれぞれ締めの挨拶。

「個展を通じて何かしら感じてもらえればいいなと思います。」

 

予定の時間をかなり押して、55分に及ぶイベントでした。

 

イベントの様子と、伊藤万理華さんの可愛さ、美しさ、人柄の良さが少しでも伝わりましたら幸いです。

 

おしまい