空き時間にどうぞ

伊藤万理華さんとの交流を主に書いています。

真夏の全国ツアー2023(中編)

〜前回までのあらすじ〜

広島公演にて、あーやこと小川彩ちゃんから寿司を握ってもらい気持ちよくなっていた矢先に新型コロナウイルスに感染した筆者であった。そして療養中、急に思い立ちマッチングアプリを始めることとなった。

 


1回目のアポの後、AさんからすぐにLINEが届いた。私の方が先に送ろうと思っていたにも関わらず、Aさんはその日のお礼を簡潔にまとめすぐに送ってくれたらしい。

 


「次にお会いできるのが今から楽しみです」と、LINEにも書いてくれていた。しがない筆者との会話を4時間半も繰り広げてくれ、それを楽しいと言ってくれる、そんな人はそうそういないだろうと私は感じ始めた。

 


更に、「言葉選びが素敵やなと思いました」「大事にしている部分がわかったので直接お話しできて良かったです」と、肯定的な言葉をこれでもかというほど浴びせてくれた。最初からそうであったが、実際に会ったことでよりポジティブな言葉がけをしてくれるようになった。振り返ると、メッセージを始めた序盤に長文で送ってしまった時には「長文歓迎です!」と、私の紡ぐメッセージに対して好意的な返答をしてくれていた。ブログを2万字も書いてしまう筆者である。普通であれば面倒臭がられるところを、後から聞くと、「(長文に対して)どうやって返そうかなって考えている時間も楽しかった」とのことであった。もしかすると、感性が少々ユニークなのかもしれない。ただ、だからこそ、私もAさんに対してはストレスなく、日々楽しくやりとりできていたのだと思う。

 


元々、2回目のアポの内容は細かくは詰めていなかったので、LINEを送るのは一旦やめにして、次のアポが近づいてからいくつか案を出して再開するというプランであった。しかし、Aさんとのやりとりは途切れることなく無理なく続いたのである。

 


やりとりの中で2回目のアポの場所決めを進めた。最初は町中華にでも飲みに行こうかという話であったが、せっかくならお互いの興味があるところでデートをしようという流れになり、市内のN美術館に行くことが決まった。それに合わせて、近場でカジュアルフレンチレストランの店を見つけて、ランチからの美術館という流れとなった。さらに、作品を鑑賞した後は絶対に語り合いたくなるであろうと、Aさんが提案してくれたカフェも予定に組み込まれた。

 


気づけば、Aさんとは2回目のアポの前から行きたい場所の候補がいくつも上がるほど親密になっていた。

 


「後編」に続く。

 

 

 

余談

 


元々「前編」「後編」のつもりでしたが、予定よりも長くなりそうなので急遽こちらを「中編」としました。